
NHK FMの古楽の楽しみの番組において、2022年1月11日より5回を連続して藤原一弘さんが解説されて、グスタフ・レオンハルトを取り上げました。
その放送においてレオンハルトがオランダの戦前の貴族の家に生まれ、ドイツの占領の時代をすごし、バ−ゼルスコラカントルムに学んだことなど、彼の生涯を詳しく語られています。
また、 レオンハルトは現在のバッハであるとブリュヘンが語っていたエピソ−ドも話された。 まさにレオンハルトは現在のバッハであったと小生も思います。
藤原さんは皆川達夫先生やドイツで学ぶ。 ここではレオンハルト生涯とその音楽の軌跡を知らしめた。それを放送では当時の良い音源と録音でで聞かせてくれます。 レオンハルトの初期はモダンチェンバロであったことも知りました。彼の演奏はオリジナル楽器のものしか小生はなじみがなかったが、時代を経て古楽が深まるにつれてレオンハルトもオリジナルチェンバロの価値を認めて弾くようになったのですね。
レオンハルトに対する見識と愛情にあふれた良い番組でした。 藤原さんの語り口も皆川先生の再現のようで落ち着いて聞けます。 皆様にオススメいたします。
1. イングランドとイタリアの音楽
2. フランスの音楽
3. ドイツの音楽
4. バッハの音楽
5. バッハのカンタ−タ
2022-1-19
レオンハルトを偲ぶ
http://hayame.net/custom16.html#spb-bookmark-770
余談
フロ−ベルガ−を語る藤原さん、このレコ−ドを小生も持っていて当時感動して聞きました。
https://beataorgan.wordpress.com/2021/04/27/1/ 9分