2016年03月27日

地方でヨットを持つ



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  40年前に初めてクル−ザ−を手にしてから、一度も京浜地区のマリ−ナにヨットを置いたことはありません。デインギ−は三浦海岸に置いたことはあります。 普通のサラリ−マンでは共同所有にしないかぎり無理です。

 船乗りを辞めたあとから輸入代行を細々とやっていますが、やはりヨットは関西が本場だと思わされます。80f以上の大型ヨットを2隻お世話しましたが、いずれも関西のお客様です。10年ほど前に、そのお客様の案内で泊地を見てみましたが、なんと100fくらいのボ−トのデッキにヘリコプタ−が積んでいます。他にも大型ボ−トが勢ぞろいしていました。関東では最近少し見かけるようにはなりましたが、まだまだです。

  今度、人生の最後を締めるべき小さな中古ヨットを購入しましたが、しばらくは香川県に置くことになりました。半年契約でマリ−ナ代が12−3万です。年金暮らしでも維持可能です。 これが関東なら100万ほどかかるでしょう。 とてもサラリ−マンには手に負えないわけです。 おまけに瀬戸内の島々が近くにあるロケ−ションが最高です。現地へ行く費用もLCCとシルバ−割引を利用すれば新幹線の1/2-1/3でお安く行けます。 バカ高いマリ−ナ費用を払うのはやめて地方へヨットを置くことを考えてはいかがでしょうか?


       2016-3-27


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2016年03月25日

LCC・格安航空の利用




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   これから終活のヨットのために九州や四国に行くことが多くなります。ヨットのために初めてLCCとシルバ−割引を利用しました。
 その時にLCCで四国往復です、行きの予定が2回も変更になり、2回キャンセルして搭乗日を変更しました。どっこいキャンセル料が同じ金額だけかかり、2回キャンセルすると合計で3回分の運賃がかかりました。
 爺爺はシルバ−割引の適用される65歳以上ですので、ANAとJALは日本全国1万3千円です。それよりも高くなってしまい行きのLCCの利用は失敗でした。
 帰りには、今回利用したLCCでは20kg以内の荷物を預けると余分に1000円かかりますが、機内持ち込みだけの荷物でチェックインしようとしたところ、なんと既定の7kgより250gオ−バ−です。それで懲罰的な運賃を請求されて、事前に申し込めば1000円のところを2600円追加支払いになりました。ト−タルでシルバ−割引の13000円よりは安かったけれど、納得いかぬ不満の気持ちいっぱいです。
 またLCCでは座席の選択をすると600円近く余分にかかります。荷物・座席指定等とどんどん運賃が積み上がっていきますので、安くLCCに乗るには注意が必要です。曜日・時間帯によってはシルバ−運賃と1000-2000円くらいの差になることもあり、それならとLCCを回避して、再度の四国行きのときはJALのシルバ−を利用しました。

 シルバ−の利用はJALとANAも事前にマイレ−ジクラブに登録する必要がありますが、飛行場のカウンタ−でOKだったという友人もいました。それでも年齢を証明する免許書などは必要でしょう。

  老人になって飛行機利用にはありがたい制度ができたものです。


       2016-3-25




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2016年03月14日

練習クル−ズ・粟島・北木島


 
 速魚Uの名義変更を終えて、晴れてオ−ナ−になりました。 元オ−ナ−の I さんの親切な指導を受けながら、テストクル−ズに粟島と北木島にでかけました。

 粟島は元国立海員学校があった島で、その施設が公開されています。 建物の横に日清戦争で鹵獲した戦艦鎮遠の鐘がありました。 授業の合図に使用していたのでしょう。
この点鐘が鳴り響いていたのかと思うと往時をしのんでしまいます。


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   元海員学校 校舎



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   学校の内部




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  清の戦艦鎮遠の艦鐘

 食事を摂る休憩施設や桟橋もあり、静かなよいところです。近くに弓の射場があり、もう一隻のヨットのオ−ナ−はここへ弓を打つ目的で来ていました。なんとも優雅なことです。


 北木島はなんと瀬戸内の島にもかかわらず、ヨットの装備品のお店があるということで、また、 I さんの指導を受けながら立ち寄りました。 昨年まではお店として商品を置いていたようですが、あいにく現在はセ−ルロフトとして使用していました。功なしとげて関西の都市にお店を開いているということです。 予備品の購入目的はとげられませんでした。コ−ヒ−をいただいて帰ってきました。

 左肩まだリハビリ中ですが、今度は艇から桟橋に乗り移ったあとで、コケてしまいました。幸い右肩への転倒で打ち身が残った程度でした。 老人には艇の乗り降りには気をつけねばなりません。くれぐれも飛ぼうなどと思わずに、身体能力の低下を自覚して(これが難しい)の行動が必要です。 無様なさまで前途多難が予想されます。あと五年も後では、爺爺にとってはこの終活・克ヨットは無理だったでしょう。終克でなく終焉になってしまいます。
 またヨットからお店に向かう途中で、自転車にのった元漁師風の老人から、どこのもんじゃ? いいかげんにせ-よ!と強い言葉を投げかけられ、今までのクル−ズの経験では、地元の方に親切にお世話になったばかりの経験でしたが、場所によりいろんな人がいるものだと思いました。


       2016-3-14





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2016年03月11日

金毘羅さん


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  内航の船員をしていた若いころ、坂出に入港したときに、船長・機関長が金刀比羅さんにお参りに行ったことを憶えています。公費出張であったので記憶の隅に残ったのでしょう。船内には金毘羅さんのお札が、ブリッジ船橋の神棚に必ずあります。船の守護神です。

 ヨットを持って国内外でクル−ズしたことがありますが、そのお札をキャビンに飾ったことは今までありませんでした。宗教心が薄いのがその原因です。 今回、終活・克ヨットとして香川県でヨットを購入しました。その実艇の見学で近くまでいきましたので、初めて多くの階段を上り金毘羅さんに行ってきました。 また、大枚2千円を支払い海上安全のお守り札を購入しました。 片腕不自由のオ−ルド−セ−ラ−ゆえ老いの駆け込み信心といったところでしょう。ご加護よろしくお願い申し上げます。


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         2016-3-11
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2016年03月10日

終活・克ヨットのブログ開始!

  爺爺のヨット履歴

Y15 
三浦海岸に陸置

ヴァイキング22 
宮崎県日向市に係留
宮崎から関門海峡より日本海に出て、北海道を1周して石巻まで周航

52f ケッチ
スペインマジョルカ島に係留、西地中海を周航
イタリアのサルジニア島へ クルーズ。

39fケッチ
マジョルカ島よりジブラルタル。カナリー諸島・
大西洋を横断してマルテイニーク島にクルーズ

31f スル−プヤマハ31 フェスタ
終活・克のためのヨット
瀬戸内・九州クルーズ予定

 船名の速魚(はやめ)は手塚治虫さんの火の鳥にでてくる女性です。私の昔持っていたヨットの船名です。
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 我王に助けられた虫の妖精(てんとう虫)



    終活・克のヨット    

 
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           速魚U


 人生終わりのための活動・克動としてヨットを購入しました。 速魚Uの誕生です。
ほぼ2年前に左肩脱臼骨折をして、まだリハビリ中です。左手が90度近くしか上がりません。半ば障害をかかえたようなものです。 はたして一人で70歳近くの爺にヨットが操船できるのかと疑問ですが、それゆえに、もう乗れなくなるのではとの怖れも強く、それだから購入を後押ししたようなものです。


      速魚U  要目

     ヤマハ31 フェスタ
     全長 9.45m
     幅   2.86m
     喫水 1.83m
     重量 2.31トン
     機関 ヤンマ−2GM  18馬力
     総トン数  4.1トン
     製造 1995年

  最初の速魚はロングキールのモーターセーラータイプの22fクルージング艇でした。
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    速魚

2隻目のPING906はサンコ−スト52でこれもロングキ−ルのステイ−ルハルの52fケッチです。
                  ping.png
                    PING906

3隻目の速魚Uはロ−カルレ−サ−タイプで細身のセ−リングを楽しめる31fのヨットです。今までとはタイプが違います。大洋を横断しようとか、嵐に耐えるヨット、ウッデイな内装を楽しむヨットとは違います。 セ−リングを楽しみながら午後3時には港に入り、寄港地を楽しむ日本沿海用のヨットのつもりです。

  友人から両足の無い人でもヨットに乗っている人がいると元気つけられひと安心といったところです。 3月末から香川県において楽しみ、そのご九州に向かうつもりです。 ひとまずご報告申し上げます。

    2016-3-10


  ヨットクル−ジングサイト
  http://gby.sblo.jp/
  ヨット・ボ−トの改革
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1030.html
  KH法 ヨット天測
  http://hayame2.sakura.ne.jp/details1055.html#天測top



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